デコプリ染色プリントについて (白系Tシャツにはとてもオススメです)
染色プリント | シルクプリント | フィルムプリント | 転写プリント | |
版 代 | DIGITAL版 10枚から無料 |
8,000円/1色 |
DIGITAL版 10枚から無料 |
DIGITAL版 10枚から無料 |
価格単位 | プリント面積で計算 | 1枚あたり | プリント面積で計算 | プリント面積で計算 |
価 格 |
(プレス費10枚から 枚数割り引きあり) |
(枚数割り引きあり) |
(プレス費10枚から 枚数割り引きあり) |
(プレス費10枚から 枚数割り引きあり) |
制 約 | 黒色・濃い色Tシャツ にプリント不可能 |
版代が必須 | 用意された 単色カラーのみ |
絵柄の周囲に 余白枠がつく |
長 所 | 少量で安価 | 大量で安価 | 少量で安価 | 少量で安価 |
( お見積の際にお客様の用途にあった、一番安価なプリント方法をご提案しています )
おまかせの場合は、決まっている項目のみお知らせください >> Tシャツお見積フォーム
■ 染色プリントのポイント
少量プリントをとても安価に作成できます 1cm×1cm=1円+プレス費300円 (製版が不要です)
フルカラー印刷の場合シルクプリントに比べ最大100倍以上安価に作成可能です
複雑なデザインやカラーをプリントするのが得意です
単色プリント~フルカラーの写真プリントまで全て同一プリント価格です
染料がTシャツ生地に染みこむプリントなので、シルクプリントのような浮きだしがありません
縫い目をまたぐような特殊なプリントが可能です
耐久性に優れています プリント面のひび割れ等も発生しません
■ 染色プリントで出来ないこと
白色のプリントができません
黒色Tシャツへのプリントができません
ポリエステル素材など染料が染みこまない素材へはプリントできません
濃い色のTシャツへはプリント色が生地のカラーと混じるのでおすすめできません
(生地を染色するため、元の生地カラーより薄い染料は打ち消されてしまうためです)
(薄いカラーTシャツの場合は、生地の色と染料が混ざったカラーとなります)
(薄いカラーTシャツへの黒色プリントは、ハッキリとした黒が表現できます)
■ 染色プリントが苦手なこと
中間色や薄い色の表現は、印刷が薄くなりすぎたり、ボカシ気味になることがあります
(生地を白色と見立てて、CMYK色染料の粒子を生地に染みこませますので
色の成分が少ないと、生地の方が勝ったり、輪郭が不十分だったりします)
カラーコード等による正確な色指定はできません
(生地を白色と見立てて、CMYK色染料の粒子を生地に染みこませますので
粒子各色の密度や、生地色の状態により色彩の変化があります)
(カラーコードによる色再現が必要な場合は、シルクプリントをご指定ください)
■ 染色プリントに必要なデータについて
・特殊な形態でなければ、ほとんどの画像やデータでプリントすることができます
・写メなどもお送りいただければ、そのままプリント可能です
・イラストレーターversion8で原寸入稿いただければ完全版下として使用できます 画像は埋め込みしてください
・画像サイズが小さすぎる場合など、トレース作業をオススメする場合があります
・プリントカラーはデータ通りの印刷となります
■ 価格について 『安価な理由』
染色プリントはシルクプリントに必須の版が必要ありません
Tシャツへダイレクトに染色できる業務用専用マシーンで印刷するからです
シルクプリントで必須の版作成は、こちらの製版工程のように大がかりな設備と資材、時間が必要なので
どうしても初期コストが高価になってしまいます
逆に染色プリントは染料が少し高価なのと1枚1枚にプレスする必要があるため、大きな印刷範囲で
100枚などの大量生産をするとコストがかかってしまいます
デザインやプリント枚数で最適な印刷方法が違ってきますので、ディアアースではお客様のデザインと仕様を
拝見し、プロから見た最適なプリント手法をご提案しています
染色プリントとシルクプリントのコスト比較表を作成しましたのでご覧ください
■ 染色プリントのコツ
オーガニックTシャツのようなベージュ生地へのプリントでは、独特の風合が表現され歓迎されています
パステルカラーへのプリントは、同色系の濃い色プリントでまとめると、親和性のあるオシャレなデザインとなります
濃いめのカラー素材を選択した場合は、黒色(スミ)でのプリントをオススメしています
複雑なデザインのプリントが得意でとても綺麗なTシャツに仕上がりになります
ジョニーはベタ塗り系より好きです
ナチュラルカラーTシャツへのカラープリントはとてもいい風合いがでます
シルバーグレーのTシャツにモノクロやグレートーンのプリントもかっこいいですよ!
■ 染色プリント例とプリント面
ネイチャーメッセージ「アースTシャツ」
木の枝を拾い集めてロゴを作ってみた、オリジナルのアースTシャツです
Tシャツボディーはオーガニック、ネイチャーカラー
木の質感が綺麗に表現されて、いいアートオリジナルTシャツとなりました
印刷のクローズアップは右下写真 マクロ撮影をしています
エコメッセージオリジナルTシャツ「ECO2」
ECOとCO2をかけてます
エコメッセージをダイレクトにプリントすると、少し主張が強すぎるので、カラフルさとPOP感を出してカワイ目に仕上げました
染色インクの原色はCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)なので、インク原色でプリントしたEとCはとても鮮やかに表現されます
右下写真2枚が印刷面クローズアップです
ネイチャーオリジナルTシャツ「ラブSEA」
撮影した水中写真を、デコプリのアート処理とエッジ加工でイラスト化しました
印刷データのイメージのまま綺麗で鮮明にプリント表現されました
エッジのグラデーションがやわらかくプリントされ、Tシャツとの一体感に優れています
ラバープリントのような浮いた感が苦手な人は、ぜひデコプリをお使いください
右下写真が目の付近のクローズアップです
■ 染料粒子の様子(得意な表現)
染料の粒子が生地に染みこんで印刷され、デザインが表現されている様子を、より分かりやすい画像でご紹介します
生成り(ナチュラルカラー)のオーガニックTシャツに、薄いカラーを含む写真画像をプリントしました
印刷面のクローズアップです
更に葉の部分の、色が薄い部分をクローズアップしました
CMYK色の粒子が生地に染みこみ、デザインが表現されることをご確認ください
このように、複雑な絵柄の表現がとても得意な分野です
■ 不得意な表現
パステルカラー(薄い色)の「ベタ塗り」が独特の表現となります
薄い色をベタ塗りプリントした場合の事例をご紹介します
(ベタ塗りの場合は、できるだけ濃い色をご指定ください)
●プリント例(1)薄いピンクの場合 全体図
●R文字部分のクローズアップ
●R文字部分の最大クローズアップ(染料粒子の様子)
薄いピンク色を表現するのに、生地の白色をベースとしてマゼンタ色染料を主として
イエロー色、シアン色がプリントされます
色が薄くなるほど、白色としての生地面が露出することになり、染料の粒子感が目立ちます
●プリント例(2)黄緑色の場合 全体図
●黄緑色部分のクローズアップ
●黄緑色部分の最大クローズアップ(染料粒子の様子)
黄緑色を表現するのに、ベースにイエロー色染料をベタ塗りし
マゼンタ色染料とシアン色染料が混合することでカラーを表現しています
本2事例のように、特に薄いピンク色と黄緑色は、染料の粒子感が目立ちますので
デザイン作成や色指定の際はご注意ください
逆に写真にありますように、原色系の濃い色でのベタ塗りは、とてもクリアーな表現となります
薄めカラーでのベタ塗りをされる場合は、一度試作をして仕上がりをご確認ください
染色プリントの場合、仕上がり感はデザインデータに大きく左右されます
■ 環境面について
プリントに、ビニールやゴム系の素材を使用していないので、とても地球に返しやすい方式です
オーガニックコットンTシャツと組み合わせれば、今世界で一番エコなオリジナルTシャツになります
ディアアース一押しの染色プリントで、ステキなメッセージをオリジナルプリントしよう☆
■ プリント生産現場のご紹介
染色プリント生産工程
最初に高温プレス機で、一枚一枚のTシャツをプレスし印刷面を最適化します
お客様のデザインを印刷データ用に作成します
Tシャツ染色プリント専用マシーンにTシャツをセットし、印刷データを流し込むと少しずつプリントがされてゆきます
シルクプリントの版をおす手法と違い、プリント自体に時間がかかります
プリントが完了したら、再度高温プレス機でプリントを圧着プレスしてオリジナルTシャツが作成となります
本プリント前には、プリント位置や仕上がり確認のためにテストプリントを行い、お客様ごとのオリジナルTシャツを
プロの職人技で調整、確認をしています
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